2025/04/14 16:48
農業もさることながら、陶芸は15年ほど前に凝ったことがありました。
やるからには、徹底的にやりたくなる私だから。

その当時は、粘土の採取から釉薬の自作まで徹底的にやりました。
自ら色んな種類の灰を作り、長石も市販の物では満足できず、近くの川へ拾いに出かけた事もしばしば。
灰と長石を調合する分量を色々変えて、テストピースだらけで山になりました。
ただ、造形(施釉も)だけは、陶芸教室に体験入学して基礎部分だけ学びました。
あれから月日は流れ、大切に保管していたあの時の粘土で、久しぶりに器を作ってみようと思います。
と、あの時に作ったお気に入りの器が偶然出てきました。
これは感動でした。

あの頃の偶然の産物。
再現しようとしても2度とはできない。
正に一期一会の世界です。
そして、素焼きのままの器も残っていたので、今回施釉〜焼成を行い、10数年間止まっていた時間を蘇らせようと思います。
